お知らせ

熊本地震後初 updateします --表現型解析分野復旧中です
2016.06.07

たくさんのお見舞いや励ましのお言葉いただき深く感謝いたします。

 

4月15日の前震はもとより、17日の本震によって当研究室は甚大な被害を受けました。横の発生研とこの生命資源研究棟は特に水道管、配水管の破裂によって浸水しました。居室と実験室共に酷いところで2cmほどあり、落ちた試薬や書類は全損しました。落下機器は未だ漏電のリスク抱えています。その一方で本震が深夜であったため、実験中のものがおらず、負傷者、けが人が出なかったことは不幸中の幸いです。ボンベは地震対策して固定していても震度6強が2回くると本当に危ないし、また water jacket の CO2 incubator が倒れ、実験台やクリーンベンチが倒壊する現場に研究者や学生がいたとすると本当に恐ろしいです。本震後傘をさして入館したのですが、電源が活きていたことはまず良かったことです。warning ブザーが鳴り響く中、連続する余震も酷く、深く入ると閉じ込められるリスクや漏電リスクを考慮し、その場で撤退を決めたときは本当に悔しい思いでした。研究室セットアップして間もないときの地震でしたし、この状況を鑑みて、東大ラボでお世話になった先生からたくさんのお見舞いやお言葉を頂きました。東大先端研の児玉先生、藤田先生、油谷先生、井原先生、赤座先生、浜窪先生、酒井先生、藤谷先生、谷内江先生を始め、アイソトープ総合センターやペルセウス(株)の先生方に深く感謝申し上げます。復旧し、学生も受け入れて再興の目処がたった頃には是非ともご恩返しできますよう修理・申請・研究全てにおいて尽力していく所存です (南)。

実験室→地震1.jpg  地震2.jpg

                      今、補強実験棚の作製考案中です。

居室 地震3.jpg 地震4.jpg 

                    書類整理してすっきりしましたが、

                    重要書類もなくしたところあります。。

地震5.jpg

部屋の中の亀裂は余震の度に増えますが倒壊の危険はないようです。こういうところは修復の目処がありません。

地震6.jpg地震7.jpg

地鳴りのような轟音と共に突き上げられる振動がありました。2回の強震に耐えた建物は立派です。ただ外壁タイルはたまに降ってきます。きりがないので放置状態です。

地震8.jpg

北大の樋田先生からお見舞い頂きました。元気貰いました!!

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