10月30日から11月3日まで、アメリカのボストンで開催された19th International Vascular Biology Meeting in Bostonに参加してきました。南研究室からは南先生が座長とポスター発表、村松がポスター発表を行いました。トップジャーナルに載っている血管研究の最新トピックについての発表や、世界的に著名な先生方とディスカッションができる貴重な機会であることから、アメリカやヨーロッパ、アジアなどから多数の血管研究者が集まりました。
今大会の主催者であるWilliam C. Aird先生(Harvard Medical School)は、南先生がアメリカ留学されていた研究室の教授です。
学会の空き時間には、南先生がポスドク時代を過ごされたハーバード大学や付属研究機関、病院など、世界トップレベルの研究施設群を巡りました。
海外出張は当地にいる研究者と直接話ができるので、南先生は東大時代にポスドクをされていた神吉博士(現在NIHに留学中)とNIHでラボを持たれている向山洋介先生と研究の打ち合わせをされました。(左から向山先生、南先生、神吉博士)
血管研究分野でも、「エピゲノム」はシンポジウムになるほど注目を集めています。血管内皮細胞の恒常性維持機構や活性化メカニズムにおけるエピゲノム制御の研究を発表された南先生のポスターでは多くの先生方が足を止めて質問されていました。
発生期の血管構築における新規な血管リモデリング機構を見出しそう(?)な村松のポスター発表では、研究の進め方や方向性について様々なアドバイスをいただくことができ、さらにTravel Awardを受賞することができました。
南先生の運転で毎日レンタカーでホテルを往復(行きは1時間の渋滞、帰りは20分)
メインホールにて。左から菊池さん(樋田研)、間石先生(樋田研)、樋田先生(北海道大)南先生、中岡先生(国立循環器病研究センター)、村松
今回発表したポスターは研究室の前に掲示してありますので、気軽にお立ち寄りください。